会社の社長と個人事業主では加入する「社会保険」が違う③

ブログ 2026年4月28日

新緑の美しい季節となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

本日は会社の社長と個人事業主で加入する社会保険の違いのうち、公的な年金保険制度という点に着目して

お話しさせて頂きます。

 

1 会社の社長と個人事業主の加入する保険の違い

会社の社長・・健康保険+厚生年金保険

個人事業主・・国民健康保険+国民年金

 

2 毎月の負担の違い

国民年金:約16,590円/月

厚生年金:会社と本人合わせて給与月額×約18.3%/月 例:月給50万の場合 約91,500円

基本的に、毎月の保険料は厚生年金の方が高くなる傾向にあります。

 

3 受取る年金支給額の違い

先ほど、厚生年金の方が毎月の保険料の負担が大きいとお伝えしましたが、その分、受給額は厚生年金の方が多くなります。

実際に計算をしてみましょう。

(モデルケース)

平均月収50万で30年間各年金を支払ったケース

 

(1)国民年金の場合

780,000(※国民年金の最大額)×360ヶ月(※今回支払った月数)/480ヶ月(※国民年金支払いの最長期間は40年)

=585,000円

※10年以上の支払いが無い場合は支給無し。

 

(2)厚生年金の場合

支給額は①定額部分、②報酬比例部分、③加給年金の3つに分かれます。

①定額部分

およその最低額を計算する関係で、国民年金の支給額とほぼ同じ金額を想定。

③加給年金

今回は無しとします。

②報酬比例部分

500,000(※平均月収)×7/1,000×360ヶ月

=約1,260,000円

 

つまり、モデルケースですと、厚生年金を支払っていた方が国民年金より126万多く年金がもらえるわけですね。

 

これだけ見ると、厚生年金の方が一見有利に見えそうですが、老齢厚生年金等、国民年金にない独自の負担なども存在します。

 

しっかりと確認をしたうえで、法人と個人事業どちらが有利かを試算していきましょう。

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