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会社の「定款」ってなんでしょう?

2018年11月28日

これから、私たちスタッフが、会社設立にまつわる様々な情報をブログにアップしていきます。よろしくお願いいたします。

 

さて、本日は、会社の「定款」について書きます。

会社の定款とは、会社のもっとも基本的な事柄を記載した文書で、いわば 会社においての憲法のようなものです。会社を設立する際に一番初めに作成するものであり、会社の名称、本店所在地、事業目的、株式や役員に関する取り決め等、様々な事項を記載します。会社を設立する際に作成した定款を「原始定款」と呼びます。 

定款に記載した事項は、先にも述べましたように会社の憲法のようなものですから、会社の内部関係者の権利・義務を制約することとなります。 

多くの中小企業は、自分が出資して(株主になって)自分が代表者になる(社長になる)形式で会社を設立しています。そのようなコンパクトな組織の場合は、定款の記載事項は会社経営においてあまり重要ではありませんが、共同出資者や共同経営者がいる場合、出資の形式や役員の立場などの取り決めが重要になってきますので、定款の記載事項は慎重に決定しなけらばなりません。このため、会社を設立する際、会社の近い将来の姿をイメージして、株式数、役員構成、役員任期などをそのイメージにマッチした形式となるように定款を作成する必要があります。また、定款は会社設立後に変更することもできますので、新たに共同出資者や共同経営者が参加することとなった場合には、その時点の定款を見直して、変更すべき事項がないかを検討することが必要です。 

なお、定款に記載した内容は、自動的には会社外部に公表されません。定款に記載した会社の基本事項のうち、もっとも重要な事柄だけが、法務局における登記事項となり、一般に公開されることとなります。 

KOBE会社成立サポートでは、事業運営のイメージにマッチした定款作成のためのアドバイスもさせていただいております。会社設立をお考えの場合、ぜひご相談ください。

本日のブログは以上です。

会社設立をお考えのみなさんのお役にたてていれば幸いです。

 

KOBE会社設立サポート

 

 

 


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