会社の社長と個人事業主では加入する「社会保険」が違う
2025年11月20日
年々季節の変わり目が分かりずらくなってきている気がしますが、11月も終わりに近付くにつれ、いよいよ本格的に寒くなり始め、冬の到来を感じる様になってきました。
コロナやインフルエンザも流行っている様です。皆様、どうぞお身体にお気を付けてお過ごしください。
さて、今回は社会保険についてのお話です。
社会保険とは、怪我や病気、失業などのリスクに備える為の公的社会保障制度です。
社会保険には健康保険、介護保険(40歳以上の人が加入)、年金保険、雇用保険、労働者災害補償保険(労災保険)があり、「広義の社会保険」と呼ばれます。
このうち、会社から給与をもらっている「サラリーマン」が加入する健康保険(40歳以上で介護保険にも加入)、厚生年金保険については「狭義の社会保険」と呼ばれ、一般的に「社会保険」として扱われているのはこの「狭義の社会保険」です。また、雇用保険と労災保険はまとめて「労働保険」と呼ばれています。
会社の社長はサラリーマンと同様、「狭義の社会保険」と呼ばれる健康保険と厚生年金保険に加入します。40歳以上の人は介護保険にも加入します。
ただし、個人事業主は「狭義の社会保険」の健康保険と厚生年金保険には加入出来ません。個人事業主は医療保険は「国民健康保険」(40歳以上で介護保険にも加入)、年金保険は「国民年金」に加入する事になります。
以下の表に社会保険についてまとめました。

今回は社会保険とはどういうものがあるのかを簡単にお知らせしました。
それぞれの内容については次回以降にお知らせ致します。

