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資金調達は会社のほうが有利

2025年8月28日

朝晩はなんとなく秋を感じるようになってきましたが、日中はまだまだ暑い日が続きますね。

さて、今回は「資金調達は会社のほうが有利」についてです。

 

★銀行融資を受けるには財務諸表が必要

事業資金を調達するには、外部から出資してもらう方法や、借金をする方法があります。

このうち、出資という考え方は個人事業ではないと考えるべきでしょう。会社の場合のみ、株券や債券を発行することで外部から出資金を集めることができます。

また、金融機関などからお金を借り入れる場合も、会社の方が有利です。

例えば、金融機関がお金の貸し出しを行う際に相手の事業がどんな状況かを精査します。その判断の資料となるのが、貸借対照表や損益計算書などの「財務諸表」です。

会社であれば、これらの会計資料は毎期作成しているのですぐに提出できますが、個人事業ではそうはいきません。会社のほうが融資を受けやすい理由はこんなところにもあります。

 

★信用保証協会による保証

 また、金融機関や自治体の制度融資を受ける際には、信用保証協会の保証を求められる場合があります。

信用保証協会とは、融資を受けた会社が返済できなくなったときに、それを肩代わりしてくれる公的な機関です(都道府県ごとに設置)。

協会から保証を受ける場合には「信用保証料」が発生し、その料率は財務諸表の内容が基準となります。しっかりと作成した会社ほど、保証料や利息は低くなります。

保証協会の利用という点から考えても、資金調達は個人事業よりも会社のほうが有利と言えるでしょう。

 

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