商売上の信用は会社のほうが有利
2025年7月8日
商売をするとき、いちばん大切なのは「信用」です。信用とは、
「この人や会社なら安心できる」「きちんと約束を守ってくれる」と思ってもらうことです。
ではこの信用は個人と法人とではどう違うのでしょうか。
実は、同じ仕事をする場合でも、「個人」でやるより「法人(会社)」でやった方が、
まわりから信用されやすいのです。
法人は登記という手続きで会社の情報が公開されており、経営者や会社のしくみも
はっきりしています。これにより、銀行や取引先から「この会社はちゃんとしている」
と思ってもらえるのです。
そのため、たとえば銀行からお金を借りたいとき個人より法人のほうが有利になることがあります。
また、大きな仕事を受けたり、新しい取引をはじめたりする場面でも、
法人のほうが信頼されやすくなります。
ただし、法人であっても個人であっても、一度信用を失えば仕事が減ったり、
お金を借りられなくなったりすることもあります。
だからこそ約束を守り、誠実な経営を続けることがとても大切です。